三宅茂太先生の論文がNeurosurgery Openに掲載されました

当教室の医局員で、横浜市立脳卒中センターの三宅茂太先生の論文がNeurosurgery Openに掲載されました

臨床現場で経験した傍矢状硬膜動静脈瘻(DAVF)の血管解剖の疑問点を解明すべく、当教室で毎年行っている夏季頭頸部解剖学実習のご献体を検討し、小脳鎌の静脈の解剖学的構造を調査したものです。
7名のご献体の検討の結果、大脳鎌に直接流入している静脈は7本(50.0%),傍枝部にある静脈は5本(35.7%)であり,大脳鎌に直接流入している静脈は1本(10.8%)でした。鎌状部へ直接流入する静脈は両側の固有膜を通過していました。

夏季頭頸部解剖学実習は、手術アプローチに必要な解剖学的な構造を勉強させていただく機会となっているのみならず、生体では検討が困難なために詳細がよく分かっていない解剖学的構造を検討する貴重な機会ともなっています。
当教室では、こうして得られた新しい知見を、本論文のように世界に発信してまいります。

論文リンク<https://journals.lww.com/neuopenonline/Fulltext/2022/12000/Characteristic_of_Non_Sinus_Type_Parasagittal.5.aspx>