研究・論文

三宅茂太先生らの論文がInterv Neuroradiol.に掲載されました

横浜市立脳卒中・神経脊椎センター脳神経外科の三宅茂太先生らの研究内容がInterventional Neuroradiologyに掲載されました。

脳梗塞に対するカテーテル治療(急性期血栓回収療法)は患者さんの重症度を下げることで脳梗塞後のQOLを改善することが知られています。今回の研究は、神奈川県内で脳梗塞に対する治療を担っている多施設のデータを統合する「レジストリ研究(KNET)」を基に、脳梗塞発症前から一定の介助を要する患者さんに対するカテーテル治療の有用性を検討しました。本研究の結果から、脳梗塞発症前から介助を要する患者さんにおいてもカテーテル治療は効果がある事が明らかになりました。脳梗塞発症前から介助を要する患者さんはご高齢で、複数の併存疾患を有していることも明らかになり、脳梗塞に対する治療に加えて全身治療に注意が必要である事も分かりました。

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