学会・研究会

医学科4年生の杉野杏夏さんが研究会で発表しました

横浜市立大学医学部医学科4年生のリサーチ・クラークシップで当科研修中の杉野杏夏さんが、2023年6月30日に「神奈川若手脳外科医のための脳腫瘍セミナー」で発表を行いました。

杉野さんは、本年4月から当科の脳腫瘍グループ(指導教官:立石先生)に所属し、現在まで継続的に研究を行っています。当グループが開発・実施している術中迅速遺伝子診断を更にブラッシュアップし、抗がん剤の効果予測に大きく関わるMGMT遺伝子のメチル化判定を迅速に実施可能にする手法の開発をテーマにしています。

今回の発表では、通常術後1-2週間ほどかけて行われる脳腫瘍の診断を、手術の最中に高い精度で診断することに成功した症例を報告しました。

このように、当科では医学部の学生さんも研究と臨床の橋渡しに関わることができ、また大変良い成果を生み出しています。今後の杉野さんの活躍も大変楽しみにしています。

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