大島聡人先生の論文が日本脳神経外科学会の公式会誌”Neurologia medico-chirurgica Case Report Journal”に掲載されました。
横浜市立大学附属市民総合医療センター脳神経外科で経験した症例に、文献レビューを交えて報告した論文です。
前頭蓋底部に発生した内胚葉嚢胞という稀な腫瘍性病変を外科的に摘出し、病理学的に検討しました。その結果、内胚葉嚢胞は一般に先天的発生と考えられていますが、本症例においては後天的に発生したものである可能性が示されました。
横浜市立大学脳神経外科では、貴重な診療経験を社会に還元すべく、今後も発表・報告を精力的に行ってまいります。