菅野洋先生の論文が国際学術誌に掲載されました

横浜市立大学脳神経外科の同門である菅野洋先生および本学准教授の村田英俊先生の論文がJournal of Neuro-Oncology誌に掲載されました。

論文は、フォン・ヒッペル-リンドウ病に関連する中枢神経血管芽腫において、VHL-JAK-STATシグナル系が腫瘍形成・腫瘍維持に重要な役割を持つことを見いだした報告です。

菅野洋先生はフォン・ヒッペル-リンドウ病に伴う中枢神経腫瘍ついて長年研究を続けられてきました。今回の論文では、中枢神経血管芽腫の形成・腫瘍細胞の維持におけるVHLを起点としたシグナル経路の役割を、患者さん由来の組織および遺伝子導入実験を通じて見いだしました。

血管芽腫は頭蓋内出血を引き起こすことで致命的になったり、後遺症の原因になることが知られています。本研究の成果を発展させ、腫瘍形成の抑制や臨床経過の改善につなげる可能性があります。

横浜市立大学脳神経外科では今後も臨床および基礎研究を通じて新たな治療法の確立に向けたチャレンジを進めて参ります。