当教室の高山裕太郎医師が2023年12月に米国オーランドで開催されたアメリカてんかん学会（American Epilepsy Society 2023）にてYoung Investigator Awardを受賞しました。
本学会はてんかん分野で国際的に最も権威のある学会であり、本賞は1300を超える応募の中からてんかんの基礎、トランスレーショナル、臨床研究を行っている若手研究者20名を表彰するものです。受賞ポスターの演題名は、”Radiofrequency-thermocoagulation for pediatric insulo-opercular epilepsy”です。
島弁蓋部領域と呼ばれる脳の深い場所に原因がある難治てんかんの小児に対して、定位的温熱凝固療法と呼ばれる手術を行った治療成績の報告です。合併症のリスクなどから従来の開頭手術が難しい患者さんに対する新しい治療法として評価されました。