研究・論文

本郷剛先生らの原著論文がLaryngoscopeに掲載されました

当医局員の本郷剛先生(論文掲載時の所属:獨協医科大学勤務中)らの原著論文がLaryngoscopeに掲載されました。

論文リンク:Superior Maximization of Sphenoidotomy With Olfaction Preservation in Endoscopic Endonasal Surgery.

鞍上部病変に対する経鼻内視鏡手術では,嗅覚障害のリスクと手術操作性のトレードオフが課題とされてきました.この課題を解決すべく,筆者らは骨膜下に愛護的に嗅裂粘膜を剥離する手法を考案し,実践してきました.この手法により,嗅粘膜を温存しつつ,蝶形骨洞前壁上端を十分に削除することが可能となります.本論文では,手術方法をイラストおよびビデオを用いて詳細に解説し,本手技を用いた症例を解析することで,嗅覚を温存しつつ十分な手術成績を得られることを示しました.

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