研究・論文

三宅茂太先生らの症例報告がInterventional Neuroradiologyに掲載されました

医局員の三宅茂太先生が留学中のトロントで経験された、経静脈的塞栓で完治した海綿静脈洞部硬膜動静脈瘻の症例報告です。
海綿静脈洞部硬膜動静脈瘻は皮質逆流が比較的少ないと報告されていますが、本症例では基底核を含む前頭葉に逆流を認めました。詳細な血管構造の精査では前頭葉の静脈は表層の静脈と深部の静脈へ二つの経路を有しており、脳静脈の発生過程の考察に繋げています。血管構造の検討が安全で良好な血管内治療に重要であることを強調しています。

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