2021年1月10日,横浜市立大学脳神経外科の主催で第2回横浜市大脳神経血管内ウインターセミナーを開催いたしました.
昨今の脳血管内治療の発展・隆盛に伴い,血管解剖や脳血管疾患の知識,脳血管造影検査や治療に関する技術を習得することの重要性が益々増してきていますが,今回は若手を中心として合計36人の先生方に参加して頂きました.
午前中の血管内治療専門医による「臨床症例に基づいた脳血管微小解剖やdangerous anasotmosisに関する講義」や,横浜市立市民病院の増尾修先生による「脳血管内治療の基本についてのランチョンセミナー」では,参加者間で積極的な議論や質疑応答が交わされました.また,午後には横浜市立大学脳神経外科の清水信行講師および横浜市立大学附属市民総合医療センターの間中浩先生による症例検討,横浜市立脳卒中・神経脊椎センターの中居康展先生によるDSA読影を題材に,若手中心に参加型の有意義なワークショップを行うことができました.
本年はCOVID-19感染流行を受けてWebinar形式としましたが,幸い参加者全員の中から一人の発熱者もなく開催から2週間が経過いたしました.来年度以降も状況に合わせ,内容をブラッシュアップしつつ同セミナーを継続して参ります.講義を担当して頂いた先生方や参加して頂いた先生方,どうも有難うございました.
事務局 鈴木良介 / 三宅茂太 / 清水信行