お知らせ

入局をご検討頂いている先生方へ

私達の横浜市立大学脳神経外科教室にご興味を持ち,当ホームページにお越しいただき,誠にありがとうございます.医局長の大竹 誠と申します.

横浜市立大学脳神経外科教室の大きな特徴は「学閥の垣根がなく風通しの良い医局」であることです.2023年度は10名の先生方に加わって頂きましたが,「皆が楽しそうに仕事をしている雰囲気に魅力を感じた」ということを複数の先生が入局理由に挙げてくれています.そのような雰囲気の中で,私達の教室では「一人ひとりの医局員が自己肯定感を持ち,価値のある働き方をしていけるような人材育成」を基本理念として掲げ,脳神経外科医として様々な領域で活躍できるような出口戦略を提示し,各先生方のニーズに応えられるような多様性のある医局運営を目指しています.

研修では「日本脳神経外科学会専門医研修プログラム 33横浜市立大学」を基盤として,卒後7年目で脳神経外科専門医を取得し,さらに専門医取得後は卒後20年目まで全国へ発信できる脳神経外科医に成長することを目標としたキャリアアッププランを提供します.そのために大学附属2病院をはじめとして臨床実績抜群の魅力溢れるプログラム連携病院と強い協力体制を組み,臨床指導,手術指導,論文指導(専門医受験に必須),学会発表指導を行います.また,主として若手脳神経外科医を対象とした当医局独自のトレーニングプログラムを用意しております.

  • 専門医試験対策レクチャー:難関といわれる脳神経外科専門医試験の対策に,サブスペシャリティエキスパートによる独自の対策レクチャーを行っています.こうした取り組みにより,専門医試験において毎年高い合格率を誇っています.
  • 夏季頭頚部解剖実習:実際の高難度手術さながらに手術顕微鏡や神経内視鏡,手術用硬性小物を用いた解剖実習コースです.2009年から毎年実施しており15年以上の実績を誇ります.
  • 冬季血管解剖セミナー:頭頚部微小解剖を学習し,実際のカテーテル操作シミュレータを用いて行われるハンズオン解剖実習コースです.毎年,微小血管解剖を突き詰めた濃厚なセミナーが行われています.
  • 横浜脳神経外科研究会学術集会:学術活動の共有と学術活動そのものに対する理解,動機づけを図るために,医局員を中心とした学術集会を行っております.

その他にも,医局員の臨床力・研究力・業績向上を図るための多くの魅力的なイベントを開催しております.専門医取得後はサブスペシャリティ研修,大学院での基礎研究,留学(国内・海外)など,全国的なオピニオンリーダーを目指したキャリアアッププランを用意しております.また,家事育児を支援するためのワーキンググループ活動も行うなど多様なライフスタイルを応援し「全医局員が幸せになれる医局」を目指します.

昨年,当教室は設立50周年を迎えました.1973年に初代教授桑原武夫先生の着任とともに脳神経外科講座が開設され,50年以上に渡り神奈川県の一般脳神経外科診療から救急医療・高度医療を担い,時代の流れとともに発展し現在の医局に至ります.社会から期待される神奈川県の脳神経外科医療の未来は,今入局をご検討されている若い先生方にかかっております.皆さまの入局を心よりお待ちしております.

見学や個別のご相談も随時受け付けております.ご質問やお問い合わせは,お気軽に画面右上の「お問い合わせ」ボタンよりご連絡ください.多くの先生方のご応募をお待ちしております.

 

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