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夏季頭頸部特別解剖実習 開催報告

本学篤志献体団体「有美会」会員ならびにご遺族の皆様の崇高な御意思と御協力により、2024 年 8 月 17-18 日の日程で夏季頭頸部特別解剖実習を開催いたしました。本実習は、今年度で16年目となりました。これまで御協力いただいた皆様方のお力添えに心より感謝いたします。

 本実習は、「脳神経外科手術手技」の卒後教育および「学術的知識の探求」を目的として行っています。若手脳神経外科医を中心として、脳神経外科手術を安全に行うための微小解剖や手術到達法の基本手技について、実際の手術室と同様の手術用顕微鏡や手術機器を用いて学び、実地臨床に基づいた理解を深めました。
本年度は外部講師として、群馬大学脳神経外科主任教授 大宅 宗一先生にご指導頂きました。また、同門からは国立横浜医療センター脳神経外科副部長 谷野 慎先生にご指導頂きました。若手のみならずベテランまで幅広く実りのある2日間となりました。

手術手技や解剖学的知識の学習だけでなく、医師としての初心に立ち返ることができた点においても有意義な実習であり、非常に貴重な機会になりました。御協力いただいた方々に、この場をお借りして深く感謝申し上げます。

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